アメリカの紙幣は左上に数字が書いてあるので、すぐに分かるのですが、硬貨4種類のお金の大きさの順番が覚えられない方は多いと思います。
硬貨の大きさで考えると失敗しますので、名前や色などの特徴を覚えておきましょう。
アメリカの通貨はUS $(ドル)と¢(セント)
アメリカの通貨はUS $(ドル)と¢(セント)です。
$1=100¢で、$1=107.70円(2020年5月21日現在)です。主に流通しているのは$(ドル)紙幣が6種類、¢(セント)硬貨が4種類あります。
$(ドル)紙幣は両サイドに大きく数字が入っているので、間違えることはないし、特に覚える必要もないでしょう。その他、$2紙幣や$500紙幣などもありますが、あまり流通していないようですので、海外に行って手にすることも稀でしょうね。
また、紙幣は偽造対策として、順にデザインを変更していますので、同じドル紙幣でも以下の写真とは違うデザインの紙幣もあります。
※ 古いデザインの紙幣は Wikipedia アメリカ合衆国ドル で確認できます。
$(ドル)
⬇︎まずは$1紙幣ですが、こちらはチップでよく使いますので、海外旅行で外貨両替の際には多めに$1紙幣を用意しておくといいでしょう。
◆ $1紙幣【肖像:ジョージ・ワシントン】
⬇︎写真上から順に
◆ $50紙幣【肖像:ユリシーズ・S・グラント】
◆ $20紙幣【肖像:アンドリュー・ジャクソン】
◆ $10紙幣【肖像:アレクサンダー・ハミルトン】
◆ $5紙幣 【肖像:エイブラハム・リンカーン】
⬇︎最後は$100紙幣です。
◆ $100紙幣【肖像:ベンジャミン・フランクリン】
¢(セント)
10¢硬貨は1番サイズが小さいので、小さいからという理由で1¢や5¢だと思い込んで勘違いする可能性が大きいので気をつけましょう!
特徴で覚えられない場合は各種硬貨にそれぞれ[刻印英字]が小さく刻まれていますので、現金払いされる時は刻まれている文字をよく見ましょう。
⬇︎写真左から順に
◆ 1¢硬貨 【愛称:Penny(ペニー) 肖像:エイブラハム・リンカーン】
特徴:現在は銅メッキの亜鉛で作られており、色は赤茶色
刻印英字:「ONE CENT」
◆ 5¢硬貨 【愛称:Nickel(ニッケル) 肖像:トーマス・ジェファーソン】
特徴:白銅。他の硬貨より厚みがあり、横の縁部分がツルツル
刻印英字:「FIVE CENTS」
◆ 10¢硬貨【愛称:Dime(ダイム) 肖像:フランクリン・ルーズベルト】
特徴:白銅。硬貨の中で1番小さいサイズ←これが間違えやすいです。
刻印英字:「ONE DIME」
◆ 25¢硬貨【愛称:Quarter(クウォーター) 肖像:ジョージ・ワシントン】
特徴:白銅。4種類の硬貨の中で1番大きいサイズ 25¢×4枚 = $1
刻印英字:「QUARTER DOLLAR」
硬貨も紙幣同様、表面も裏面も↑上の写真とは違うデザインの硬貨も多く存在してます。
⬇︎下の写真は一部ですが、1¢と25¢硬貨(裏面)の違うデザインのものです。
その他、50¢や100¢硬貨などもありますが、あまり流通していないようです。
海外旅行に行く時に、外貨への両替はいつどこでする?
外貨への両替をいつするのかは人それぞれだと思いますが、海外に慣れていない場合は日本から出国する前に、チップを払うくらいの少額でもいいので、日本の空港で両替しておいた方が安心です。
海外旅行に慣れている方やグアムや台湾などの比較的日本語対応している国であれば、現地の空港や大型スーパーなどで両替されるのもいいでしょう。
私は同行者と共同財布を1つ用意して、人数分の「大体の食費+チップ代+交通費」を日本出国前に両替して、まとめて共同財布に入れています。毎回飲食店での割り勘の作業がめんどくさい方はぜひ、参考にしてみて下さい。
まとめ
最近はキャッシュレスの時代ですので、海外旅行でもあまり現金を持ち歩かないかもしれません。とはいえ、宿泊ホテルでチップを渡す時やちょっとした小さい金額の買い物をする時、飲食店でカードが使えない時の為に少額でも現金はあった方がいいと思います。日本出国前の空港か現地到着時の空港で外貨両替をしておきましょう!
次回は海外で通貨を両替したいときに使えるトラベル英会話をご紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m