ヘルシンキを舞台にした有名な日本映画をご存知ですか?
2006年3月公開の日本映画『かもめ食堂』は知っておられる方も多いのではないでしょうか?公開後、映画の影響もあってヘルシンキ旅行では多くの日本人観光客が立ち寄る人気のお店となりました。
そんな映画のメインロケ地となったお店【Ravintola KAMOME (ラヴィントラかもめ)】と映画で使われたことにより日本で人気となった北欧食器をご紹介いたします。
今回の記事は写真が多めです。
映画『かもめ食堂』のロケ地となったお店
フィンランド🇫🇮ヘルシンキ (Helsinki)を舞台にした小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん主演、2006年3月公開の日本映画『かもめ食堂』のメインロケ地となったお店が【Ravintola KAMOME (ラヴィントラかもめ)】です。
ざっくりとしたあらすじは、日本人女性:サチエ(小林聡美)がヘルシンキに『かもめ食堂』をオープンさせ、そこで出会った日本人女性やフィンランドの人々との日常が描かれています。
詳しいあらすじはこちら⬇︎をご覧ください。
Wikipedia – かもめ食堂 (映画)
<参考記事>:映画『かもめ食堂』の撮影で使われたお店【Café Ursula (カフェ・ウルスラ)】
ヘルシンキを舞台にした映画『かもめ食堂』でシーンに使われた【Café Ursula (カフェ・ウルスラ)】海辺沿いで眺めの良いカフェ・レストランでBrunch!
【Ravintola KAMOME (ラヴィントラかもめ)】
【Ravintola KAMOME (ラヴィントラかもめ)】
↑公式サイトあります。
水色と白を基調とした内装で、とても綺麗です。日本料理とフィンランド料理が味わえ、お店のおすすめはサーモンやミートボール、シナモンロールなど9品が「Oishii Finland Box (おいしいフィンランドボックス)」です。
お店のかもめのロゴが入ったオリジナルグッズが店内で販売されています。キャンディーやキッチン用品、紙ナプキン、ガラスボトルなど日常で使えるグッズが購入できますので、旅の思い出やお土産におすすめです。
ちなみに「かもめ」はフィンランド語で『lokki』読み方は「ロッキ」です。
お店のロゴが入ったお水のガラスボトルはオリジナルグッズとして、店内で販売されています。自宅でも使えるので旅の思い出や自分へのお土産にいかがでしょうか?
このガラスボトルは⬆︎写真のような磨りガラスのものと透明ガラスのものがあります。
Menu(メニュー)
下記のDinner Menu[17:00〜]以外にLunch Menuもあり、Lunch Menuはかもめ定食(カツカレーなど)やラーメンなどのメニューがあります。
Dinner Menu 17:00〜
✔️MAIN DISHS (メインディッシュ)
✔️SMOKED SALMON (スモークサーモン) 20.0€
✔️HOMEMADE MEATBALLS (手作りミートボール) 18.0€
✔️OISHII FINLAND BOX (おいしいフィンランドボックス) 35.0€
サーモンやミートボール、シナモンロールなど9品が小皿に盛られ、木箱に入っています
✔️KAMOME SET MEALS (かもめ定食) 22.0€
下記の3つから選びます。
- Tonkatsu [Pork cutlet] (とんかつ)
- Karaage [Japanese fried chicken] (唐揚げ)
- Buta no shougayaki [Pork ginger] (生姜焼き)
etc.その他ラーメンなどの単品メニューもあります。
※現在のメニュー価格と異なる場合があります。カフェメニューとディナーメニューでは内容が異なります。
⬇︎お店の前に置いてある看板メニューにはお店のおすすめメニューが書かれています。
⬇︎11:00〜17:00はCAFE TIME、17:00〜DINNER TIMEとなります。
⬇︎<Drink Menu Recommendation> 写真のメニュー以外にもドリンクはあります。
お店の内装やオリジナルグッズ
お店の内装は水色と白を基調としたシンプルで綺麗な店内でした。お店の壁には映画『かもめ食堂』のポスターが貼ってあり、ほっとできる素敵な空間でした。
⬇︎オリジナルグッズは紙ナプキン、ガラスボトル、木のまな板などのキッチン用品やキャンディ、コーヒー豆やお菓子が販売されています。
⬇︎オリジナルキャンディーは8.0€
お店情報とGoogleマップ
【Ravintola KAMOME (ラヴィントラかもめ)】
営業時間: 月〜木 11:00〜21:00、金・土曜 11:00〜22:00
休日:日曜日 (不定休あり、要確認)
電話番号(TEL):09-657-422
住所(Address):Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki
交通:<トラム>トラム1、3番でViiskulma下車、徒歩約3分
予算:€20〜
カード:MasterCard、VISA
日本語メニューあり
※ 時期により営業時間が変更になる場合があります。
◆ Google マップ
映画の影響で人気になった北欧食器「ARABIA (アラビア) 24h Avec (アベック)」
私はこの映画『かもめ食堂』を見てから、iittla (イッタラ)やARABIA (アラビア)の食器を集めるようになりました。映画で使われていた食器[下の写真]のARABIA (アラビア) 24h Avec (アベック)に三角おにぎりを乗せたワンシーンが印象的でした。この食器は私が初めて買った北欧食器となり、これを機にiittla Teema(ティーマ)やARABIA Paratiisi (パラティッシ)などの北欧食器を少しずつ収集するようになりました。
⬇︎映画『かもめ食堂』の影響で写真のブルーのARABIA (アラビア) 24h Avec (アベック)が大人気となり、当時廃盤が決まっていたようですが後に復刻販売されるようになりました。和・洋どちらの料理にも合うデザインが人気の秘密なのかもしれません。今ではフィンランドに行かなくても日本でも取り扱いショップがありますので購入できるようになりました。
ARABIA (アラビア) 24h Avec (アベック)のプレートは20cmと26cmが販売されていますが、以前はパスタプレート24cmが販売されていました。パスタプレートは通常のプレートより深い、少し湾曲したプレートで特に煮物や汁物料理にぴったりです。8年前、私が初めて買った北欧食器はブルーのARABIA 24h Avec パスタプレート24cmでした。
現在、パスタプレート24cmは製造されているのかどうかは不明で、イッタラとアラビア食器の品揃えでは世界一と言われるヘルシンキのイッタラ&アラビア・デザイン・センター (Iittla & ARABIA Design Centre)にはパスタプレートは置いてありませんでした。
カラーはブルー以外にブラウンやパープル、グリーンがあります。
「イッタラ&アラビア・デザイン・センター (Iittla & ARABIA Design Centre)」の記事は後日別記事でご紹介いたします。
ちなみに昨年2019年7月に行ったイッタラ&アラビア・デザイン・センター内のショップでは下記の価格でした。
★ARABIA 24h Avec プレート20cm [パープル]:€18.9
★ARABIA 24h Avec プレート20cm [ブルー]:€19.9
★ARABIA 24h Avec プレート20cm [ブルー/パープル]:€24.9
当然ですが、新品・正規品で買うなら日本で買うよりヘルシンキで買う方が断然安いです。
旅行当時の€レートにもよりますが、日本で買うと1,000円から最大で2,000円ほど高いですね。
まとめ
今回は映画『かもめ食堂』のロケ地になったお店と映画で使われた北欧食器をご紹介いたしました。ヘルシンキの旅で食事に困ったら、ぜひ行って欲しいお店です。日本語メニューあり日本語がわかるスタッフの方もいらっしゃるそうなので安心だと思います。
ご紹介したARABIA (アラビア) 24h Avec (アベック)のプレートなど多くの北欧食器がフィンランドで作られています。iittala (イッタラ)やARABIA (アラビア)食器はまた別記事でご紹介いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m
次回はヘルシンキにある老舗チョコレートメーカー『Fazer』社の人気カフェをご紹介いたします。