「Finland (フィンランド)」にはどんなイメージがありますか?
フィンランドと言えば「ムーミン」とか「オーロラ」と言うイメージが強いですよね。他には北欧デザインが有名で食器ではiittala(イッタラ)やARABIA(アラビア)、アパレルファッションではMarimekko(マリメッコ)なら日本にもお店がありますので、名前くらいなら聞いたことがあるのではないでしょうか?これらの北欧デザインを買いに日本からツアーで来られる方も多くいらっしゃいます。
今回はフィンエアー(Finnair)で行くフィンランド🇫🇮の旅をざっくりとですがご紹介いたします。Helsinki (ヘルシンキ)への旅行記は次回から始まります。ぜひ、チェックしてみてください。
フィンランドってどんな国?
北欧:[4カ国] デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド
Finland (フィンランド)は「北欧4カ国」の内の1つで日本からの直行便が運行しているため、イタリアやフランスなどに比べると短時間で楽に行ける国です。「日本から1番近いヨーロッパ」とも言われています。北欧デザインは日本で人気ですし、直行便があるので日本人観光客が非常に多い国でもあります。
日本映画のロケ地の舞台になったお店やカフェ、観光地を巡る旅が人気のようです。映画がきっかけかどうかは分かりませんが、ヘルシンキの街を歩いているとそこら中で日本人観光客を見ます。北欧デザイン・北欧食器だけではなく、「ムーミン」や「オーロラ」も有名です。「オーロラ」は人生で一度は見てみたい景色ですよね。
正式国名:フィンランド共和国 (通称:フィンランド)
国旗:白地に青の十字🇫🇮
人口:約552万人
首都:Helsinki (ヘルシンキ)
面積:33万8435km2
映画『かもめ食堂』のロケ地となったお店【Ravintola Kamome (ラヴィントラかもめ)】
フィンランド🇫🇮ヘルシンキ (Helsinki)を舞台にした小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん主演の映画『かもめ食堂』をご存知ですか?
この映画『かもめ食堂』影響もあって、日本人観光客が更に増えたようです。私も影響されて現在もヘルシンキにある『かもめ食堂』のロケ地になったお店【Ravintola Kamome (ラヴィントラかもめ)】に行って来ました。その時も日本人観光客の方がたくさんいらっしゃいました。
<参考記事>:【ラヴィントラかもめ (Ravintola KAMOME)】
ヘルシンキを舞台にした映画『かもめ食堂』のロケ地!【ラヴィントラかもめ (Ravintola KAMOME)】 お店はかもめのロゴが入った水色の看板が目印!
北欧デザインが人気!
食器や家具好きな方であれば北欧デザインに興味がない方はいないのではないでしょうか?私は10年ほど前からiittla (イッタラ)やARABIA (アラビア)の北欧食器にハマり、少しずつ集めています。
そして日本にも店舗がありますので、知っている方は多いと思いますが、Marimekko (マリメッコ)は有名ですよね。北欧家具ではArtek (アルテック)が有名です。
イッタラ&アラビア・デザイン・センターとマリメッコ本社の旅行記事は⬇︎<参考記事>にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
<参考記事>:【iittala (イッタラ)】・【ARABIA (アラビア)】
フィンランドが誇る北欧デザイン、北欧食器の【iittala (イッタラ)】・【ARABIA (アラビア)】の人気がある定番名品はどんなデザイン?
Iittala & ARABIA Design Centre (イッタラ&アラビア・デザイン・センター)
1873年創業の陶器ブランド「ARABIA (アラビア)」の元直営工場で、現在は様々なアーティストのアトリエやショップ、イッタラやアラビアの歴代のデザインなどを展示したミュージアムが入った観光スポットになっています。
2階のショップにはイッタラやアラビアの食器などの製品が販売されており、イッタラとアラビア製品の品揃えでは世界一でここでしか買えない限定商品もあります。日本からの旅行ツアーでも組まれていることが多いです。日本へのお土産にもおすすめですよ。
<参考記事>:【Iittala & ARABIA Design Centre (イッタラ & アラビア・デザイン・センター)】
Marimekko (マリメッコ)本社
ファッションアパレルだけではなく、マリメッコ柄の食器や雑貨、寝具類も展開されています。私はMarimekko (マリメッコ)本社内にある【Marimekko Outlet (マリメッコ アウトレット)】と一般の方も利用できる社員食堂【Maritori (マリトリ)】に行きました。《午前中にマリメッコ本社に到着してアウトレットで日本へのお土産を買い、マリトリでランチをする》のがおすすめコースです。
<参考記事>:【Marimekko (マリメッコ)】本社
マリメッコファンなら必見!【Marimekko (マリメッコ)】本社内の【Marimekko Outlet (マリメッコ アウトレット)】で日本よりお安くショッピングできる!
<参考記事>:一般の方も利用できるマリメッコの社員食堂【Maritori (マリトリ)】
誰でも利用できるヘルシンキのMarimekko(マリメッコ)本社内にある社員食堂【Maritori (マリトリ)】でランチはいかがですか?
Moomin (ムーミン)とSanta Claus (サンタクロース)
フィンランドといえば「ムーミン」と答える方が多いでしょう!ヘルシンキ・ヴァンター国際空港内やヘルシンキ市内のエスプラナーディ公園近くにも『ムーミンカフェ』があり、大変人気のカフェです。
そして、「サンタクロース」は日本でもおなじみですね。フィンランドには本物のサンタクロースが住んでいるという『サンタクロース村』があります。
Moomin World (ムーミンワールド)
「ナーンタリ」という町にムーミンに会えるテーマパーク『ムーミンワールド』があります。ヘルシンキからだど直接行く方法はなく、鉄道やバスで約2時間ー「トゥルク」でナーンタリ行きのバスに乗り換え約50分です。『ムーミンワールド』は入江に浮かぶ小さな島をテーマパークにしています。ヘルシンキからは少し離れているので、ムーミン好きの方であれば《『ムーミンワールド』で1日遊んで「ナーンタリ」か「トゥルク」で1泊する》のもいいですね!
Santa Claus Village (サンタクロース村)
本物のサンタクロースに365日会える『サンタクロース村』があるのは、フィンランド北部のラップランド地方の主要都市「ロヴァニエミ」という町にあります。ヘルシンキからは北へ835kmのところにあり、『サンタクロース村』へはロヴァニエミ駅から市内バスやシャトルバスで行けます。ヘルシンキから「ロヴァニエミ」へ行くには飛行機だと約1時間20分、列車やバスでも行けますが所要時間約8時間〜13時間ほどかかりますので、飛行機で行くのがいいでしょう!
このサンタクロース村は「北緯66度33分、北極圏のちょうど真上」にあり、村の観光案内所で北極圏横断証明書(有料)を発行してもらえます。その他サンタさんと記念撮影ができる「サンタクロース・オフィス」やお土産ショップ、レストランなどがあります。
人生で一度は見てみたい『Aurora (オーロラ)』
『オーロラ』はフィンランドだけではなく、アラスカやカナダ、スウェーデンなどでもオーロラがよく見られるそうです。フィンランドではラップランド地方の北部に位置する「サーリセルカ (Saariselka)」や「レヴィ(Levi)」ではよくオーロラが観測されています。
この「レヴィ (Levi)」という町は2019年2月に公開された中島美嘉さんの歌をモチーフにした映画『雪の華』の舞台にもなった場所です。登坂広臣(J.S.B)さんと中条あやみさんのダブル主演の恋愛映画で、余命宣告された主人公(中条あやみさん)が人生最後にフィンランドで滅多に見られない「赤いオーロラ」を見たいという願いを叶えるために「レヴィ」に行きます。
詳しいあらすじはこちら⬇️をご覧ください。
Wikipedia – 雪の華 (映画)
人生で一度は見てみたい景色ですね!
ベストシーズンは【6月〜9月】
フィンランドへの旅行は「6月〜9月」がベストシーズンです。この時期は日照時間が長く(白夜)、夜10時でも明るく過ごしやすい気温なのでこの期間に行くのがおすすめです。お店や街でもこの時期にイベントが多かったり、場所によっては冬の時期は閉店しているお店もあります。
日照時間が長いとは言え夜は少し肌寒く感じることがあるので、1枚カーディガンや上着を持っていった方がいいです。
フィンランド🇫🇮Helsinki(ヘルシンキ)へ行くならFinnair(フィンエアー)の直行便がおすすめ!
Finnair (フィンエアー)はフィンランドの航空会社でヘルシンキ・ヴァンター国際空港を拠点にフィンランド国内、ヨーロッパ、アジアや北アメリカなどへの路線も運航しています。日本では成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港 (セントレア)、福岡空港、新千歳空港からヘルシンキへ運航しています。
日本から直行便で何時間?時差はどれくらい?
フィンランドのHelsinki (ヘルシンキ)へは日本から直行便で約9時間30分です。Finnair (フィンエアー)の他に日本航空(JAL)からも直行便が出ています。出国する空港によって多少の時間差はあります。
日本との時差はー7時間[日本時間からー7時間引くとフィンランド時間]ですが、フィンランドは「サマータイム」を導入している国ですので、3月最終日曜日〜10月最終日曜日までの期間はサマータイム実施期間となり、日本との時差はー6時間になります。
つまり、以下のような時差となります。
冬:ー7時間
夏(サマータイム期間):ー6時間
※ 2020年だと3/29(日)〜10/25(日)までがサマータイム期間[時差:ー6時間の期間]です。
Finnair(フィンエアー)の機内食
フィンエアーにした理由は機内食が美味しい、フィンランドのお菓子が食べれると噂で聞いたので、フィンランドへ行くからにはFinnair (フィンエアー)に乗らないとと思い迷いなく決めました。
下の写真はヘルシンキからの帰りの機内食(2回)でした。日本人の口に合うように味付けしているのかな?というくらい噂通り全部美味しかったです。そばやご飯など日本食以外にもカルボナーラも出て来ました。
帰りの機内食ではお菓子やミルク、バター、ヨーグルトなどはフィンランドの会社のもの、紙コップや紙ナプキンはマリメッコでした。
料理も美味しかったのですが、上の写真の「Valio (ヴァリオ)」のJOGURTTI (ヨーグルト)も本当に美味しかったんです。「Valio (ヴァリオ)」はフィンランドの製造会社でフィンランドのスーパーではいろんな種類のヨーグルトや乳製品がズラリと並んでいました。フィンランドは乳製品大国のようです。知らなかった・・・。
「Valio (ヴァリオ)」のヨーグルトが日本で販売されていないのが残念です。販売されていたらどこで買えるのか教えて欲しい。(^人^)
<参考記事>:ヘルシンキの人気観光スポット【ウスペンスキー寺院 (生神女就寝大聖堂】
ヘルシンキの人気観光スポット!赤レンガ造りの大聖堂【ウスペンスキー寺院 (生神女就寝大聖堂)】市内を一望できるSkyWheel Helsinkiの観覧車もおすすめ!
<参考記事>:ヘルシンキのランドマーク的存在の【ヘルシンキ大聖堂】
ヘルシンキのランドマーク的存在【ヘルシンキ大聖堂 (Helsingin tuomiokirkko)】、大聖堂前の【元老院広場】からHop On Hop Offバスで市内観光がおすすめ!
まとめ
今回はフィンランド情報やおすすめの観光スポットをざっくりとご紹介しました。次回からは引き続きフィンランド🇫🇮Helsinki (ヘルシンキ)の旅行記やおすすめスポットをご紹介していきます。まだまだフィンランドで行きたい場所がたくさんあって、帰国してから「あぁ、あの時行っておけばよかった」と後悔するほどでした。
いつになるかわからないけれど、いつか海外旅行が解禁されたら「日本から1番近いヨーロッパ🇫🇮Finland (フィンランド)」への旅を計画してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
次回から始まるヘルシンキの旅行記はヘルシンキのランドマーク的存在の【ヘルシンキ大聖堂】をご紹介いたします。