《台湾の廃墟と猫の村》猫好きにおすすめ!猴硐(ホウトン)駅の【猫村 (ねこむら)】を散策!廃墟好きには【炭鉱跡】や【猴硐煤鉱博物園区】へ行ってみては?

《台湾の廃墟と猫の村》猫好きにおすすめ!猴硐(ホウトン)駅の【猫村 (ねこむら)】を散策!廃墟好きには【炭鉱跡】や【猴硐煤鉱博物園区】へ行ってみては?

アメリカのCNN『世界6大猫スポット』に選ばれた「台湾の猫村」をご存知ですか?

《廃墟と猫》の不思議な組み合わせが魅力的な街。廃墟と猫の関係性もご紹介していきます。

猴硐(ホウトン)駅には猫好きや廃墟好きの方がカメラ片手に写真を撮ったり、猫と触れ合ったりしていました。今回の記事では猫の写真ばかりですが、廃墟になった炭鉱跡はこの目でしっかりと見てきました。

廃墟好きの方には炭鉱跡が見れるし、歴史博物館も見れますのでぜひ訪れてみてください。廃墟と猫の両方好きな方には必見の場所ですよ。

 

 

猫村

 

【猴硐猫村】と【猴硐煤鉱博物園区】

猴硐 (日本語読み:こうどう、中国語読み:ホウトン、英語:Houtong)

1900年初頭、台湾最大かつ最も技術的に進んだ炭鉱で栄えた町で、炭鉱の坑道(こうどう)の木製の柱などを食い荒らすネズミを駆除してもらうために、猫を飼っていました。

後に1990年代、炭鉱が衰退し閉山した元炭鉱街の人口は急激に減少していった。しかし、一方でかつてネズミ対策で飼われていた繁殖力が強い動物である猫が増え始め、現在では100匹以上の猫が人と共存して生活しています。地元の人やボランティアの方が猫の世話をしているそうです。

そんな猫たちが2009年頃から【猫村】として注目され、今では観光名所になり、カメラを持った観光客で賑わっています。

また、駅の反対側には石炭の集積場跡地(選炭場)を博物館にした【猴硐煤鉱博物園区(猴硐煤礦博物園區)】があります。今も廃墟となった炭鉱跡が残っており、廃墟好きの方には必見です。

※ 坑道 (こうどう:地下に掘った通路。特に鉱山で採鉱、探鉱、運搬、排水、通気などのため設ける通路)

猫村 

CNN『世界6大猫スポット』に選ばれた【猴硐猫村】

猴硐駅に降りてすぐ、駅構内にも猫がたくさんいます。

台湾🇹🇼の【猴硐猫村】はアメリカのCNN『世界6大猫スポット』に選ばれています。他の5ヵ所は下記になります。

・<アメリカ🇺🇸>フロリダ州のキーウエストにあるヘミングウェイ博物館
・<イタリア🇮🇹>ローマのラルゴ・アルジェンティーナ広場
・<トルコ🇹🇷>カルカン
・<日本🇯🇵>福岡県の相島(あいのしま)
・<日本🇯🇵>宮城県の田代島

↑日本が2ヵ所選ばれていますね。

【猴硐猫村】

住所(Address):224新北市瑞芳區
(224Taiwan , Fengjia Road, Ruifang District, New Taipei City)

交通:猴硐駅周辺

猴硐猫村には猫カフェや猫グッズショップがたくさんあります。ふらっと入った店内にも猫がいます。大体寝ていることが多いですが。

⬇︎観光客がいても驚くことなく、気持ちよさそうに寝ています。

寝ている猫

眠っている猫

 

⬇︎何かを狙っているような、警戒しているような猫ちゃん。カメラを向けて近づいても、私に対して全く無反応でした。

猫村

 

Googleマップ 猴硐猫村

 

炭鉱の歴史博物館【猴硐煤鉱博物園区 (猴硐煤礦博物園區)

⬇︎写真の下半分は猴硐駅の線路で、上半分は炭鉱跡の廃墟です。廃墟にも猫たちがたくさんいます。廃墟をバックに猫を撮影されている方も多くいらっしゃいました。

炭鉱跡の廃墟

【猴硐煤鉱博物園区 (猴硐煤礦博物園區)

営業時間:8:00~18:00

電話番号(TEL):02-2497-4143

住所(Address):224新北市瑞芳區柴寮路42號
(No. 42, Chailiao Road, Ruifang District, New Taipei City, 台湾 224)

交通:猴硐駅の真向かい

 

◆ Googleマップ 猴硐煤鉱博物園区

 

猴硐(こうどう、ホウトン)駅への行き方

《猴硐 (猴硐車站、Houtong Station)駅への行き方》

台北駅から鉄道で約1時間  ➠ 猴硐駅

平溪線 (へいけいせん)十分駅から鉄道で約20分  ➠ 猴硐駅

台北駅から直接、猴硐猫村に行くなら、台湾鉄道の各駅停車「区間車」で約1時間くらいです。
平溪線十分駅から猴硐駅に行くなら、約20分です。平溪線は1時間に1本程度しか運行してないので、事前に行き帰りの時刻表の確認しておきましょう。

※ 平溪線 (日本語読み:へいけいせん、中国語読み:ピンシーシェン、英語:Pingxi Line)

⬇︎写真右下に猫の形をしたモニュメントが隠れています。遠くから見ると本物の黒猫と見間違えてしまいました。

猴硐駅
※ 猴硐駅 (猴硐車站)

 

◆ Googleマップ 猴硐駅 (猴硐車站)

 

<おすすめ1日コース>

台北駅出発 ➠ 「十分(じゅうふん)ランタン上げ(天燈上げ)
➠ 平溪線猴硐駅の「猴硐猫村」と「猴硐煤鉱博物園区」を観光
九份(きゅうふん)で「幻想的な絶景スポット (阿妹茶酒館[阿妹茶樓 (あめおちゃ)])」を観光

台北駅からスタートし、日が明るい時間帯に十分や猴硐を観光、日が暮れる前に(赤い提灯に明かりが灯る前に)九份に到着して、九份の街や映画の舞台となった阿妹茶酒館[阿妹茶樓 (あめおちゃ)]の幻想的な絶景を巡るのがおすすめのコースです。

猴硐駅から九份へはタクシーで約16分
(十分駅から九份へ行く場合、電車+タクシーで行く場合) 平溪線瑞芳駅 (ずいほう、ルイファン、Ruifang)まで戻り、タクシーで約14分

そして、行く時は天候の良い晴天の日を選んで行きましょう!

 

猫村

 

まとめ

今回は『世界6大猫スポット』である「台湾の猫村」をご紹介いたしましたが、日本の猫村である「福岡県の相島(あいのしま)」と「宮城県の田代島」へも行ってみたいですね。

通常、猫の前足は5本指ですが、<アメリカ🇺🇸>フロリダ州のキーウエストにあるヘミングウェイ博物館の猫は前足の指が6本あるそうですよ。猫の指が6本あると【幸運を呼ぶ】と言われているそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m

次回は衛兵の交代式が見れる歴史的観光名所【中正記念堂】をご紹介いたします。

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